日テレ「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?」にチャリティーランナーで出演する、お笑い芸人のやす子さん。
チャリティーランナーといえば、その年を象徴する人気者が選出されますが、彼女がここにたどり着くまでには壮絶な人生があったようです。
気になるその生い立ちを詳しく調査してみました!
やす子の生い立ちは?
幼少期〜学生時代までの生い立ち
現在のほんわかした芸風からは想像しがたい学生時代を過ごされたのですね。
高校時代にいじめられていたエピソードは、やす子さんがテレビでこのように語っています。
「高校生の時に、女の子たちと、女子高みたいにご飯食べている時。スゴいネチネチした子がいたので、『〇〇ちゃんってホント女子だよね』って言ってからハブられて、ずっと便所で3年間ご飯食べてて。便所でご飯、あとは図書室で過ごすってことをやっていました」
https://www.sanspo.com/article/20230131-U7JBKG4LVFDTBBNEU6PCG3V4V4/
ちなみにやす子さんの簡単なプロフィールも紹介しておきます。
本名が「安井かのん」であることは、公式サイトの他、本人がX(Twitter)でも公開しています。
ネプリーグで私の卒アルが出ましたわ〜😆小学校の時のです! pic.twitter.com/kQ15P1WZ1W
— やす子 (@yasuko_sma) August 21, 2023
にこにこ笑顔の可愛らしい小学生ですね。現在の面影を感じます。
自衛官時代〜芸人までの生い立ち
芸人になったのは、友人からの誘いがきっかけだったのですね。でもその友人と今はコンビを組んでいませんが、何があったのでしょうか。
相方である友人が音信不通に
清掃員をしていた20-21歳の頃、埼玉にいた友人から「コンビを組んでほしい」という誘いを受けたやす子さん。
当時は清掃会社の社員でしたが、仕事の合間を縫ってネタを書いては公園で友人とネタ合わせをするという、「芸人の真似事」をやっていたそう。
そんなとき、その友人がいろんなお笑い事務所にメールを送っていたところ、ソニー・ミュージックから「事務所ライブがあるから面接においで」と返信があったそうです。
やす子さんは「行ってみよう!」と友人に伝えたのですが、当の友人はなぜかちょっと嫌がったそうなんです。
「私は、どの事務所がどうだとか全然わからなかったんですけど、その子はSMA(ソニー・ミュージックアーティスツ)はちょっと嫌だったみたいで(笑)。ベテランが多いので、まだ若い自分たちが入るところじゃないと思ってたみたいなんですね。そしたら事務所ライブの3日前ぐらいから、連絡が取れなくなりました」
https://cocotame.jp/series/019226/
なんと、相方であるはずの友人が突然音信不通になったのです!
仕方なく1人で面接へ向かったやす子さんですが、行ってみるとただの面接ではなく、ライブでネタをやることになってしまったそう。
当然コンビネタしか用意していなかったため、急遽その場でピンネタを作りライブに出演しました。すると‥
「漫才用に用意していたネタを、その場でバーッと“怒ってないよと言いながら怒ってる人”というピンネタに変えて、芸名も決まってないから、本名の“安井かのん”の“やす”をとって適当に“やす子”と名乗って。半ばヤケクソでネタをやってみたら……お客さん投票で2位になってしまって。そこからひとりで芸人を始めることになっちゃったんです」
https://cocotame.jp/series/019226/
即興で作ったピンネタでまさかの2位!そのまま事務所に所属するピン芸人になったのです。
そして「やす子」という芸名もこのときテキトーに考えたものだったなんて。人生何があるかわからないものですね。
「生きているのが良かった」人生をやめかけた壮絶過去
今や人気芸人の仲間入りを果たしたやす子さんですが、学生時代には死に直面するような出来事があったのだとか。
フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」に出演した際、占い師から「今まで生きている中で、死んでもおかしくない出来事が起きていたはず。14〜15歳」と指摘されたやす子さんは、こう答えました。
14歳か15歳の時に死ぬくらいの事故に遭いました。そこから一気に人間関係も家庭環境も悪化して、学費も払えなくて散々な状況でした。これ言っていいかわからないですけど、本当に人生をやめちゃおうかなって思うときがありました。
https://www.sanspo.com/article/20230131-U7JBKG4LVFDTBBNEU6PCG3V4V4/
壮絶な過去を明かしたやす子さんに対し、占い師は「生きているのが良かった」と諭しました。
24時間テレビ チャリティーランナーに挑戦するワケ
日テレ「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?」のチャリティーランナーに選ばれたやす子さん。
今が旬の人気芸人ということで、テレビ局から声がかかるのは頷けるのですが、本人はなぜ挑戦しようと思ったのでしょうか。
それは前述した「児童養護施設で過ごした高校生時代」が関係しているようです。
マラソンへの意気込みとして、やす子さんは「全国の児童養護施設の子どもたちが、より楽しく明るく『生きているって楽しいな』って、思えるようなチャリティーマラソンになるといいなって思います。全力で走りますのでよろしくお願いします」と思いを語りました。
https://news.ntv.co.jp/category/culture/977f3f567a82469596e8e42e9990da81
自身が児童養護施設に入る経験をしたからこそ、今度は自分が施設の子どもたちを励ます番だと考えたのですね。
今回のチャリティーマラソンでは、児童養護施設への寄付を目的とした新たな募金が開設されたそうです。これも、チャリティーランナーにやす子さんが選ばれた理由なのかもしれません。
まとめ
以上、芸人のやす子さんの生い立ちと、チャリティーランナー挑戦のワケをまとめました。
様々な想いを背負っているやす子さん。ぜひマラソンを完走して、人々を笑顔にしてほしいですね。